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大地の恵み 土と共に生きる
鎌倉時代から壷、茶碗、花器など戦後には火鉢や植木鉢など、信楽焼はそれぞれの時代の生活に欠かせない焼物として発展していきます。
これらも信楽の地に眠る陶土が多くの恵みをもたらしました。
何種類かの土を配合、それぞれの土の特性を生かしながら、陶土から粘土へとなり、窯元へ送り込まれます。
それらの行程を今回の学び舎では見学することができます。
(1)原土の貯蔵場所(木節粘土、蛙目粘土、実土などに区分して保管されている)
(2)供給機のホッパに用途に応じて決められた原土の配合割合で投入する。
紫香楽(しがらき)が都?
1270年前5ヶ月の間(離宮時祭を含めると足かけ4年間)都が置かれた歴史あるまちです。
紫香楽京であったとき、奈良東大寺の大仏は、聖武天皇により最初は信楽に建立の工事がなされ、全国から多くの寄進が届きましたが不穏な出来事が続き計画途中、都は平城京に戻り仏像は現在の東大寺にて造立完成しました。